samedi 17 janvier 2009

Interview avec Yasunori Mitsuda, encore

Décidément, Yasunori Mitsuda est du genre harcelé depuis quelques temps. Déjà interviewé par Jeriaska et moi-même il y a quelques mois, le compositeur a répondu l'été dernier à un questionnaire que lui a envoyé Denys, de Nintenon. Et c'est avec un plaisir fainéant que Squaremusic accueille ce questionnaire très intéressant car moins banal que la plupart des interviews touchant uniquement à l'actualité du musicien.

Lire l'interview de Yasunori Mitsuda en français
Read the interview with Yasunori Mitsuda in English

Ci-dessous se trouve le texte original en japonais. J'en profite pour saluer tous nos lecteurs japonais, qui ne comprennent sans doute pas un mot de ce que je viens d'écrire. Ah, vous voyez, c'est bien utile d'avoir l'air aimable...!

【Denys Fontanarosa】 
ゲーム音楽は、今後どのように展開していくとお考えでしょうか?

【光田】
非常に難しい質問ですね(笑)。
というのが、現時点ではもう“ゲーム音楽”という括りが
あまりないですし、ある種の特徴なども無くなったように思うからです。
(もちろん、これは音楽という視点から見た場合の話ですが)
一昔は“ピコピコ音”という擬音で表されていましたが、
今のゲーム音楽は一般的な音楽とまったく変わらないクオリティーなので、
そうした“ゲーム音楽”らしい表現すら出来なくなりました。
単にゲームで使われているから“ゲーム音楽”ということぐらいですからね。
進化というのは必要な事ですし、良いことでもあるのですが、
不便というのもまた必要で、制約があるがゆえに、
思いがけないものが出来たり、新たな発想が生まれたりします。
そうした意味で、技術的、ゲーム的に“ゲーム音楽”というものは
それほど急激な発展はしないと思いますが、逆に一般的な音楽との差が
無くなりましたので、ゲーム以外ではもっと盛り上がるのでは
ないでしょうか。
たとえば、全世界でコンサートが頻繁に行われるようになったり、
グラミー賞にゲーム部門が出来たり、「YouTube」や
日本の「ニコニコ動画」などのネットでゲーム音楽を使った新たな
エンタテインメントが生まれたりと、いろいろな展開はありそうですね。

【D.F.】
ゲーム音楽の作曲家の将来を、どのように展望しておられるのでしょうか?

【光田】
どうでしょう。現在でもゲーム音楽の作家たちがアニメの音楽をやられたり
映画を手がけたり、はたまた、アイドルの曲を書いたりしていますので、
ゲーム音楽作曲家というより、1アーティストという立場で見られて
いくと思っています。
逆に言えばそれだけ色々なチャンスがあると言うことですので、
最終的に何がやりたいのか、しっかりと目標があれば実現できる
時代になってきたのかなとも思います。

【D.F.】
作曲家として様々な作業や用件を抱えておられると思いますが、
限られた時間の中で作曲に専念される作業は、どの位のパートを
占めているのでしょうか?(一日に何時間位、作曲のために時間を費やしておられるのでしょうか?)

【光田】
もちろん日によって違いますが、10時間ぐらいは
作曲をしているのではないでしょうか!?

【D.F.】
作曲家にとって、時間というのが最大の障害物でしょうか?(常に締め切りに追われておられるのでしょうか?)

【光田】
そんな事はないと思います。
締め切りがないと、いつまでもダラダラと作業をしてしまいそうですので
締め切りは必要だと思います。
ただ、1年中締め切りに追われると辛いですけどね(笑)。
何事も程よくがいいですね・・・。

【D.F.】
一つの作品に取り掛かる時、和声的音階で始められるのでしょうか、それとも旋律的音階でしょうか?

【光田】
僕の場合はほとんど両方です。
作曲には「メロディー」「リズム」「ハーモニー」が必要ですが
この全てを同時に作るようにしています。

【D.F.】
VST インストゥルメントやMIDI の変幻自在な音と、
本物の楽器を使って録音された音のうち、もし選択なさるとすれば、どちらを好まれるでしょうか?

【光田】
どちらも大好きです。
ただ大切な事は生楽器であれ、シンセサイザーであれ、
何を表現したいのかが重要だと思っています。
ですので、作っていく楽曲がシンセサイザーに合いそうならシンセサイザーを使いますし、
生楽器が合うのなら生楽器を使います。もちろん、両方を組み合わせることも多々あります。
これは曲次第ですね。

【D.F.】
曲作りが最も難しいのは、どのような種類の曲でしょうか?

【光田】
いわゆるBGMと呼ばれているものですね。
BGMとは“Background Music”の略ですが、僕はこのBGMという
表現がとても嫌いなのです。
要するに主張はせず、ただ後ろで画面の邪魔をせず、ただ鳴っていればいい
という感じの音楽を作るのが一番苦手です。
それなら音楽は入れない方が良いと思うんですけどね。

【D.F.】
作曲なさった曲目があいにくゲーム音楽用に採用されなかった場合、
その曲目をどのように処理なさるのでしょうか?

【光田】
どのようにも処理されません(笑)。
そのまま消えてなくなってしまいます。

【D.F.】
次の事項について、御感想をお聞かせ下さい。

-ゲーム音楽のディスク版

【光田】
ゲームシーンが思い出されて、ゲームをプレイした人にとっては
サントラが発売されると嬉しいんじゃ~ないですかね。
個人的には、いままで頑張ってきた証が残るわけですから、
嬉しいですね。

-ゲーム音楽のコンサート

【光田】
コンサートはコンサートの良さがありますので、
これからどんどん全世界で開催してもらいたいですね。
個人的にも小さなライブハウスで演奏はしたいです。

-編曲されたアルバム

【光田】
最近では上記にも書きました通り、ゲーム中の曲が一般的な
音楽と変わらなく(音質的に)なってきましたので、
プラットフォームによっては必要はないかと思っています。
ただ、全く違った切り口で、一度原曲を解体し、再度組み立てていく
おもしろさはありますね。
その場合、もちろん時間が必要なんですが・・・(^^;)。
時間があればいろいろとやってみたい事はありますね。

【D.F.】
光田様にとって、完璧な音楽とはどのようなものでしょうか?(作曲したいと思っておられる音楽は?)

【光田】
ずっと頭の中で鳴っている音楽(雰囲気)はあるのですが、
いまだに表現出来ていません。それは無ジャンルです。
この世にない、不思議な音楽なのです。
それが表現出来たとき、僕は完璧なものが出来たと思うでしょうし、
僕の音楽人生は終わりを告げるのかもしれません。
でもそう簡単には出来ないでしょうから、これから試行錯誤しながら
死ぬまでに少しずつ完成させていきたいと思います。

【D.F.】
目下取り組んでおられるプロジェクト、もしくは将来のプロジェクトについて教えていただけるでしょうか?

【光田】
アニメの音楽、MMORPGの音楽、WiiのRPGが2本を現在手がけています。
そして、また“kiRite”のような個人的アルバムを作りたいと思っています。
また、ずっと皆さんを待たせたままになっています、クロノクロスの
アレンジアルバムを完成させなければなりません。

【D.F.】
お差し支えなければ、私に何か助言を書いていただきたいのですが。

【光田】
作曲家を目指しているということで、この言葉をお送りします。
が・ん・ば・れ!

【D.F.】
"Kirite"のCDを映像化したスペクタクルのDVDを発表すると、
インタビュー記事の中で述べておられますが、どのような内容のもなのでしょうか?

【光田】
2006年3月に舞台化されたキリテをDVDにしたいと考えています。
現在、日本でキリテのDVD化を希望する方々で署名活動を行っていまして、
そちらがある人数を超えたら作る予定です。

【D.F.】
"Chrono Cross" のゲーム音楽をアレンジしたCDが発売されるのを
ファンは心待ちにしています。その制作の進捗状況について教えていただけるでしょうか?

【光田】
色々とありまして、かなり遅れています。すみません。
クロノクロスの10周年記念までにはなんとかしたいと思っています。
あれ、そう考えるともう時間がないですね・・・急がないと・・・。

【D.F.】
数ある楽器の中から "ブズーキ" を選んで演奏なさった動機・理由は何でしょうか?

【光田】
ギターなども弾きますが、“ブズーキ”は弦が少ないので、
弾きやすいかなと思いまして・・・(笑)。
実は僕は普通より小指が短く、弦楽器を弾くのに適した手ではないのです。

【D.F.】
"ケルト音楽" のどのようなところがお好きなのでしょうか?

【光田】
田舎くさいところですかね(笑)。
サウンド全体に哀愁があるというか、心にぐっと突き刺さるんですよね。

【D.F.】
世界各国の音楽に興味をお持ちのようですが、
日本の伝統音楽については、どのようにお考えでしょうか?

【光田】
もちろん大好きですよ。なので、尺八や篠笛といった楽器も
よく使いますし、たまに日本独特の音階も混ぜたりしています。

【D.F.】
"ブズーキ" や "ギター" の演奏家として、特に三味線、津軽三味線、
沖縄のサンシン、琵琶については、どのようなお考えをお持ちでしょうか?

【光田】
サンシンは弾いてみたいと思っています。
三味線とかはフォレットレスなので、たぶんかなり難しいでしょうね。
やりたい楽器は沢山ありますが、なかなかどれもこれもというわけには
いかないので、チャンスがあれば是非手に取ってみたいと思います。

【D.F.】
誰でも使えるとはいえ、かなり専門的な"Korg DS-10"の制作に
携わってこられた訳ですが、これとはまた違ったゲーム音楽用ソフトの
開発計画に、今度もご参加なさるのでしょうか?

【光田】
そうですね。
会社内でも色々と作りたいねとはいつも話しています。
今度はもっと簡単に曲が作れるソフトがいいですね!

2008年8月26日

2 commentaires:

lalaku a dit…

merci !

Denys Fontanarosa a dit…

Excellente interview, je euh. Oh mais c'est moi qui l'ai menée !

La traduction des réponses d'Iwadare au même questionnaire ont été traduites par Jonathan, tu pourras bientôt les publier aussi, si ça t'intéresse.

Merci beaucoup, d'ailleurs, de publier celle-ci ! Et un merci grand comme Jupiter à Jonathan qui prend la peine, en plus de son boulot, de les traduire.